1940年代のパテック・フィリップの懐中時計が入荷致しました。
お久しぶりのパテックの懐中時計。40年代の比較的新しい時代のモデルではありますが、ブレゲ針にアプライドのブレゲ数字という王道デザインが非常に魅力。文字盤は多少の経年変化と若干クリーニングがかけられた跡が見受けられますが、ロゴのエナメルの立体感はしっかりと残っており、この時代のパテックならではの造り込みを堪能できます。
ブレゲ針の立体感も素晴らしく、繊細でありながらも存在感が有ります。
ケースバックはエングレービングの入れられていないプレーンな状態。仕入れの場で目にする懐中時計はエングレービングされている個体が殆どで、いざ探すとなるとなかなか見つかりません。
ケース自体も全体的に薄く金錆の浮いた中々の状態で、ホールマークもくっきり残っています。
懐中用手巻きムーブのCal.17”’170を搭載。如何にもパテックのムーブメントらしい佇まい。
アーカイブは取得済みで1946年製の個体。ダイヤルのブレゲ数字の表記も有ります。
サイズもこの時代の懐中時計らしい手の平に収まる丁度良い薄さ。重心のバランスも程良く、手に取っていて気持ちの良い重みを感じます。
初めて懐中時計をご検討される方にもお勧めの一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野