1940年代のRODANAのレギュレーターが入荷致しました。
アンティークとしては珍しいレギュレーターのご紹介。
レギュレーターとは時・分・秒針を独立して表示させる機構(デザイン)のことで、
元々は時計師が時計の調整や精度チェック等の作業をする際の基準とする時計だったと言われています。
時計は基本的に”何時何分?”という見方をしますが、レギュレーターでは”何分何秒”という見方を主とした使い方になります。
通常の時計では時・分・秒針が重なって時刻が判別し難い時間がありますが、針を独立させて配置することにより秒単位の判別をし易くするということですね。
現代では本来の使われ方よりはデザインの面白さを重視して採用されることの多いレギュレーターですが、
今回のRODANAも恐らくそういった目的で造られたファッション性重視の時計だったと思われます。
ムーブはダメージも少なく、まだまだ現役でお使い頂けそうです。
ケースサイズは35mm。中々大振りではありますがレギュレーターならではの独特のデザインを楽しむのであればむしろこのくらいのサイズはアリですね。
シルバーの文字盤に青焼きの時・分針と赤い秒針の組み合わせはシンプルながらもポップな印象。
レギュレーターならではのデザインも相まって、カジュアルなコーディネートに合わせると楽しいのではないでしょうか。
ケースのコンディションも中々良く、ステップラグのエッジも鋭く残っていて触って心地良い感触です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
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※商品番号C1673 ¥176,000-(税込)
By T.N