1950’s パテック・フィリップ Ref.570 18KYG Cal.27SC

1950年代のパテック・フィリップ Ref.570が入荷致しました。

50年代のパテック・フィリップのRef.570のご紹介。久々の登場です。

Ref.96のビッグサイズ版とも言えるRef.570。96と同様にフラットベゼルとケース・ラグが一体となった流麗なケースラインを持ち合わせ、純粋なカラトラバスタイルを体現するリファレンスの一つ。

35mmのケースサイズは現行の時計に慣れたお客様にも馴染み易く、最もカラトラバらしいデザインとも言えるドルフィンハンドに砲弾型インデックスの組み合わせも相まってヴィンテージパテック一本目にご検討される方が非常に多い印象です。

文字盤には目立つ傷や汚れは無く、エナメル象嵌のブランドロゴの立体感も文句無し。ヴィンテージパテックの醍醐味を余すところなくご堪能頂ける一本です。

肉厚のドルフィン針はこの時代のパテックならでは。先日投稿した動画（15:49辺り）で話していたのは正にこういう針の事を言います。やっぱりドルフィン針はパテックですよ。

機械はパテック・フィリップ製手巻ムーブCal.27SCを搭載しています。

Ref.570は私の腕には乗り難い印象なのですが、今日は不思議と収まりが良い気がします。

ボリューム自体はRef.96以上なのですが、ケース径とケース厚のバランスのせいか、ややスマートに見えるのもRef.570ならではの佇まい。

時計好きであれば誰もが憧れる王道の一本と言えるのではないでしょうか。

アーカイブは取得済み。1958年製造の個体です。

私が入社した8年前はRef.570のイエローゴールドは比較的入荷数も多く、常に店頭に並べられていたモデルの一つではありましたが、気が付けば当ブログでも一年以上振りの登場となりました。お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。

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