60年代のパテックフィリップ Ref.2461のご紹介です。
角型のヴィンテージパテックは、文字盤3~9時のラインを境に仕上げを変えているものが在ります。
こちらの個体もそのタイプで、文字盤のヘアライン方向を上下で変えて仕上げられています。
ガラスもその仕上げに合わせるために、中央で山のように角度が着けられた”アワーグラス”と呼ばれるガラスが使用されています。
注目して頂きたいのがケース横からの眺めです。ヘアライン加工がラグと本体で仕上げの方向を変えています。
ケース中央には薄っすらと線が残っていて、これもアワーグラスの中央と一直線になるように造形されていることが分かります。
全体的に直線的な構成であると同時に、アーチを描いたようなケースラインと、それに沿う様に取り付けられたアワーグラスの一体感は、曲線美を感じさせる絶妙なデザインです。
この端正な感じが最高ですね。柔らかで温かみのある18KWGのケースは、様々なシーンで嫌みなくお使い頂けるかと思います。
全体的にコンディションが良く、特にオリジナルのアワーグラスは大きな傷や欠けもなく、角型のヴィンテージパテックの醍醐味を味わうには打って付けではないでしょうか?
希少なホワイトゴールドのRef.2461。是非当店にお越しの際はお手に取ってお楽しみ下さい。
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※商品番号 D5846 ¥3,080,000円(税込)
By T.N