1960年代のオーデマ・ピゲが入荷致しました。
60年代のオーデマの2針のドレスウォッチのご紹介。
一目見てこの時代のオーデマと解るバーハンド・バーインデックスのデザイン構成。薄型のホワイトゴールドケースもお馴染みと言ったところではありますが、通常と異なるケースの仕上げが一際目を引きます。所謂テキスチャー系の仕上げで、この時代はロレックス等の他ブランドでも使われておりますが、今見ると非常に新鮮に感じます。
ドレスウォッチとしての造りも一級品で、極薄ケースに納められた針や文字盤、風防のクリアランスも文句無し。文字盤も間延びしている箇所が見当たらないくらい絶妙なバランスで、2針のオーデマを見る度に「薄型ドレスウォッチはやはりオーデマだな」としみじみ感じます。
コンディションも全体的に文句なく、文字盤・ケース共に特にダメージらしいダメージは見受けられません。シンプルで美しいドレスウォッチが欲しいという方は必見です。
オーデマお馴染みのバーハンドは相変わらずのクォリティ。この鋭さはいつ見ても堪りません。
ムーブメントはジャガー・ルクルト製手巻きCal.2001を搭載。この時代のオーデマではお馴染みのムーブメントですね。信頼性も折り紙付きです。
ケースサイズは約33.5mm。個人的には薄型ドレスウォッチならば最適解と言っても過言ではないと思っているサイズ感。やはりオーデマのドレスは良いです。確実に腕に乗ってくれます。
一昔前まではこのケースのテキスチャー仕上げはお客様からはそれほど求められていなかった様な気がしますが、個人的には最近結構気になるんですよね。スーツで合わせると渋くてカッコ良いですし、逆にカジュアルでも普通の時計とは異なるケースの仕上げが見せる表情がマッチし易い様な気がします。
イエローゴールドのテキスチャーは少し人を選ぶかもしれませんが、ホワイトゴールドならば簡単にコーディネートに取り入れることが出来るかと思います。
奇抜な時計は避けたい、でも少しだけ人と違う時計が欲しいと言う方には腕に当ててみて頂きたい一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野