1960年代のパテック・フィリップ Ref.3404/3がペーパー付で入荷致しました。
パテック・フィリップのスクエアウォッチ、Ref.3404/3のご紹介です。
シンプルな2針のスクエアウォッチ。一見は60年代に数多く造られるスクエアウォッチの一つですが、デザイン性の高いディテールに目を惹かれます。
例えばインデックス。バーハンド・バーインデックスは定番のデザインですが、インデックスはアプライドではなく彫り込み。更にケースにはテクスチャー装飾が入り、エッジの効いたスクエアケースの立体感がより映えて見えます。
文字盤のコンディションは非常に良好で目立つ傷や汚れはありません。ロゴのエナメルの立体感も健在です。
ケースも同様に良コンディション。エッジ・テクスチャー装飾共にポリッシュに依ってダレた感じはありません。
パテック・フィリップ製10型手巻ムーブCal.23-300を搭載。こちらのコンディションも文句無し。
ケースサイズは縦約30㎜×横約27mm。最近ただでさえ細い腕がまた細くなったような気がして若干落ち込んでいるのですがこれはドンピシャ。ばっちりハマっています。テキスチャー装飾がスーツの生地感にもマッチし易く、ビジネスシーンでは完璧な一本と言えるのではないでしょうか。
ケース自体は比較的小振りではありますがエッジを効かせたケースデザイン故に腕元での立体感・存在感はサイズ以上の迫力を感じます。
加えてラグ幅が22mmという超幅広なベルトサイズという点も時計の存在感を高めるのに一役買っています。
※パテック純正のレザーベルト・バックル(18KWG製尾錠)が付属します。
更に今回の主役である各種ペーパー。ギャランティーや登録カードの他に、資料的にも貴重な当時の日本語の資料が付属します。
参考までに適当に何枚かを抜粋。
まだしっかりと読み込んではいませんが、主にパテックのモノづくりに対する想い・ポリシーが書かれています。
更に当時のプライスリストまで。かなり資料的価値の高いセットではないでしょうか。
個人的には今回ご紹介しているRef.3404(WG、PT)が、同じ素材のRef.570よりも高いプライスで販売されていたということに驚きを隠せません。
時計としての魅力は勿論のこと、ここまで紙の資料が付属している個体は非常にレアです。
コレクターズアイテムとしても見逃せないパテック・フィリップ Ref.3403/3、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。
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