1960年代のパテック・フィリップ Ref.570が入荷致しました。
久々にパテックのビッグカラトラバことRef.570が入荷致しました。
現代ではパテックのドレスウォッチ全般を指す”カラトラバ”という言葉ですが、
本来はRef.96や570の様なラグからリューズにかけての流麗なラインを持ったケースと幅広のフラットベゼルを組み合わせたモデルのみをカラトラバと呼んでいました。
今回の個体は文字盤は3時側に経年劣化が見られますが、全体的にはクリーニングが入った様な形跡も無く、ロゴのエナメルの立体感もしっかりとした美しい状態を保っています。
肉厚のドルフィン針と繊細ながらも鋭くエッジの立った秒針が大きな文字盤の上を躍る姿が見れるのは570の様なビッグカラトラバならではの醍醐味でしょう。
手巻きのセンターセコンドムーブCal.27SCを搭載。
ケースもオリジナルのシェイプが感じられるエッジが立った中々のコンディション。
薄く浮いた金錆もヴィンテージウォッチらしい良い雰囲気です。
ケースサイズは35mm。細腕の私にはかなりギリギリですが、一応なんとか乗ってます(笑)
ケースのエッジの鋭さに加えてこのケースの厚みが他のリファレンスと比べても圧倒的な迫力をもたらしています。
アーカイブは取得済みで1962年製の個体です。
Ref.570は現代の時計とも遜色ないサイズ感のため、初めてヴィンテージパテックをご検討されているお客様からもご指名でご要望を頂く事が多いモデルです。
35mmという単純なカタログスペックからは想像できない、ヴィンテージのビッグカラトラバならではの迫力を腕元で楽しんで頂ければと思います。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
お問い合わせ・ご購入希望はこちら、もしくは銀座店(0355681234)までご連絡下さい。
※商品番号D7241 ¥2,750,000-(税込)
By T.N