1960年代のロレックスが入荷致しました。
本日はロレックスの14Kイエローゴールドのノンオイスターのご紹介。
センターセコンドスタイルのドレスウォッチで、リーフハンドにバーインデックスという王道の組み合わせ。12・3・9時位置のインデックスのみ太いバーインデックスはシンプルなデザインながらも迫力があります。
すり鉢状のベゼルには渦を巻く様に斜めにコインエッジが刻まれていて、一見はただのシンプルな時計と言う印象を受けますが、拘りに満ちたディテールは非常に魅力的です。
実用時計の最高峰というイメージの強いロレックスですが、今回の個体はドレスウォッチとしての完成度も中々の高さだと感じます。
特にこのリーフ針ですが、ご覧の様に厚みも絞り方も見事な出来栄え。流石にパテック並とまでは言いませんが、正直ケチのつけようのない美しさです。
ハカマの立体感も中々です。文字盤の状態の良さも相まって非常に映えます。
ムーブメントは手巻きのCal.1215を搭載。こちらも美しいコンディションをキープしています。
雨且つ急激な寒さが続き辟易しておりますが、サンバースト仕上げの文字盤は生憎の天気でも美しい輝きを放ちます。
ケースサイズは34mm。数字で見ると個人的にはやや大振りですが、全く違和感無く収まるバランスの良さ。良い腕乗りです。
ロレックスと言えば代名詞と言えるくらいオイスターケースのイメージが強いですが、このような純粋なドレスウォッチも中々良いですね。ほぼ100%他人と被ることは無いかと思います。敢えて選ぶロレックスのノンオイスター、中々に乙な感じじゃあないでしょうか。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野