1960年代のロレックス ビックロゴが入荷致しました。
一見普通のオイスターパーペチュアルですが、実は60年代前半に見られる希少なビックロゴです。
12時下の”ROLEX”の文字が通常のものと比べてかなり大きく印字されています。
クサビ型インデックスとドルフィンハンドの癖の無い組み合わせと、程良くアイボリー調にエイジングした文字盤はヴィンテージらしい味わい深い雰囲気です。
ムーブメントはクロノメーター仕様の自動巻き、Cal.1560を搭載。
ケース径34mmのオイスターケースは、幅広い方の腕に乗せやすい丁度良いボリューム感。
屋外で見ると文字盤のアイボリー感がより際立ってかなりカッコ良いです。
使い勝手の良いシンプルなデザインにビックロゴの希少性も相まって満足度の高い一本だと思います。
突然書きたくなったので最後は日々考えていることを少し。
個人的な好みの話なのですが、時計の写真は風防の縁に僅かに光を湛えるとカッコ良く見えると思っています。
そういう写真はこのロレックスみたいに風防に高さがあると撮りやすいのですが、
フラットな風防や形に歪みの有るもの等は光が当たり過ぎたり、光がうねったりして結構難しいです。
センターセコンドの位置も20秒か40秒付近に合わせたいところですが自動巻きではすぐに針が動いてしまうので中々理想通りにはいきません。
そういった意味では先日の18KYGのヨットクラブの秒針の位置は結構理想的ですが、風防の光の雰囲気は今日のロレックスの方がカッコ良いんだよなぁ・・・
という様なことをあーでもない、こーでもないと考えながら毎日写真を撮っています。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
By T.N