1960年代のロレックス デイトジャストが入荷致しました。
好評開催中ロレックスフェア(4月28日(金)~5月30日(火))。本日はデイトジャストのRef.1603のご紹介。
この年代の最も一般的なデイトジャストと言えばホワイトゴールドベゼルのRef.1601が頭に浮かびますが、今回ご紹介のRef.1603はベゼルも全てステンレス製の実用性の高い仕様。
デザインは一見よく見かける通常のバーハンド・バーインデックスかと思いましたが、よく見るとインデックスは中心から多面カットが施され、インデックス上面に勾配が生まれています。腕を傾けるとキラキラと輝く豪華さと、ちょっとしたレア感が所有欲をくすぐってきます。
そして昨日のRef.6426ブラックダイヤルに続き今回の見どころもやはり文字盤。元々はブラックの文字盤がエイジングにより見事なブラウンカラーに変化。ブラウンと言ってもかなり濃いブラウンで、更に全体的にポツポツとブラックの部分が残り、昨今コアな時計ファンが熱い視線を向けるオールドインター等のマーブル系の文字盤に近い雰囲気に。アンティークである以上一つとして同じものが無い一点物というのは当たり前の話ではありますが、それでもこの文字盤には唯一無二のオーラを感じずにはいられません。
ムーブメントはロレックス製自動巻きムーブCal.1560を搭載。
文字盤の色味は屋外での写真の方が実物に近い感じですかね。
ケースサイズは36mm。デイトジャストはもう何度となく腕に乗せてきておりますので安心感があります。腕乗りが悪い訳がありません。
尚、ブレスレットは後年のロレックス純正のジュビリーブレスが付属します(84年製)。
個人的にデイトジャストと言えば1601の様なホワイトゴールドのフルーテッドベゼルのイメージが強いのですが、1603のエンジンターンド(エングレーブ)ベゼルが生み出す陰影も雰囲気たっぷりで非常に惹かれるんですよね。ホワイトゴールドのベゼルと異なり、ベゼル自体も若干エイジングでややくすんだ様な雰囲気で、ブラウンチェンジした文字盤によりマッチしていて最高です。
単なるデイトジャストのエイジング文字盤の一言で片づけることの出来ないこの個体ならではの佇まい、ロレックスフェア期間中にお試しください。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
ロレックスフェアにつき4月28日(金)~5月30日(火)の期間中はロレックス全品表示価格より5%オフ!