1970年代のカルティエ タンク・ルイ・カルティエ エキストラフラットが入荷致しました。
かなり久々のタンクLCエキストラフラットのご紹介。PARISのエキストラフラットは2年以上ぶりの入荷です。
ヴィンテージのカルティエに関心を持ったならば、真っ先に欲しいのはやはりこれ。ホワイトのラッカー文字盤にペイントのローマンインデックスとレイルウェイトラック。青焼きのバトン針はやや劣化が見受けられますが、美しいブルーの輝きは未だ健在。正に王道と言えるデザインは、パテック・フィリップのRef.96に勝るとも劣らない、腕時計の歴史において最も重要なモデルの一つ言っても過言ではないでしょう。
極論ですがカルティエのリストウォッチならばタンク一つさえあれば良いとも言えますし、どれだけ他のモデルを持っていたとしてもタンクが無ければカルティエのコレクションとしては不十分、とさえ言えるのではないでしょうか。
PARIS表記の文字盤は少々プリントのインクが文字盤に散って付着しておりますがクラックの無い美しい状態を保っています。ここまで綺麗なコンディションの文字盤も久々です。
フレデリックピゲ製の高級薄型ムーブCal.21を搭載しています。
ケースサイズは30mm×24mm。腕乗りの良さは最早言うまでもありません。
エキストラフラット最大の特徴であるそのケースの薄さ。先日ご紹介したタンク・オートマチック(販売済み)とは入れ違いの入荷だったため並べて撮影出来なかったのが残念ですが、御覧の通り通常のタンクとは一線を画すエレガントなケースライン。特に先日のタンク・オートと比べると半分程度の厚みに抑えられています。
ヴィンテージカルティエの取り扱いを本格的に始めてから間もなく4年が経とうとしていますが、最初の一本目がタンクLCのエキストラフラットだったので、個人的にも思い入れは一塩。「いつかは自分も」と思いながら近頃は出会いの機会がめっきり少なくなってしまいました。
最近は海外からのお客様もヴィンテージのカルティエ、特にタンクを探している人が急激に増えているように感じますのでお探しだった方は是非お早めにお問合せ下さい。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野