1970年代のパテック・フィリップ Ref.3589 ジャンボ・エリプスが入荷致しました。
美しい文字盤のパテック・フィリップのジャンボ・エリプスが入荷致しました。
私の好きなゴールデン・エリプスの派生で1970年代初頭に誕生したモデル。
通常のゴールデン・エリプスのケースデザインと異なりベゼル(ケース)部分が幅広で、ふくよかなケースラインが特徴的。
今回の個体は素晴らしいコンディションでケースはノンポリッシュ。エリプス専用の尾錠とベルトも当時の純正の物が付属していて、ベルトは穴の広がっていない未使用に近い状態です・
文字盤も目立つダメージは見受けられず、エリプスのキモであるケースのラインを存分お楽しみ頂けます(アーカイブは申請中です)。
インデックスは12・3・6・9の飛びローマンで、アプライドではなく珍しい彫りこみなのもポイント。こういうのはついついルーペで見てしまいます。
ムーブメントは薄型自動巻きの銘機と名高いCal.28-255を搭載。
初期のノーチラスにも搭載された高級機で近代のパテックのムーブの中でも屈指の完成度を誇ります。
しかし何と言ってもこの時計の真骨頂は文字盤の輝き。特に自然光の下では更に美しさが増して見えます。
ケースサイズはやや大振りな36mm×33mm。
小振りな手巻きのエリプスの方が腕に乗ると思っていましたが意外に乗ります。
恐らくこのジャンボ、ケースライン自体は大振りですが文字盤は他のエリプスと比べてもそこまで差はないんですよね。
時計はパッと見た印象は文字盤の大きさの影響が強いため違和感が少ないのかなと思います。
いやー素晴らしい。個人的にはエリプス系はホワイトゴールドにブルー文字盤の組み合わせと決めていたのですがかなり揺らぎます。元々ブルー系とイエロー系は相性の良い色の組み合わせですしね。これはコーディネートの幅が広がります。
加えてノンポリッシュのケースは全体的に薄く金錆が浮いていて、それがまた絶妙な色味なんですよ。
ギラギラと派手過ぎず、でもしっかり腕元で存在感を示してくれる、なんとも頼もしい一本です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
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※商品番号D7696 ¥1,650,000-(税込)
銀座店 中野