
1990年代のパテック・フィリップ Ref.3796が入荷致しました。

90年代のパテック・フィリップ Ref.3796のご紹介。以前弊社で販売したホワイトゴールドの個体が里帰りして参りました。
言わずと知れたカラトラバのオリジンであるRef.96の復刻版として1982年に誕生したRef.3796。幅広のフラットベゼルにケースとラグが一体となることで生まれるケースの曲線美は、これぞ真のカラトラバと言った佇まい。使用による擦り傷等は御座いますが、大きなダメージ、打痕等の無い気持ちの良い個体です。
デザインも最もカラトラバらしいスタイルと言えるドルフィンハンドに砲弾型インデックスの組み合わせ。文字盤は艶と透明感のあるタイプで、今回取得したアーカイブには”Silvered dial, velvet finish”と表記されています。
加えてホワイトゴールドというところもポイントです。Ref.96ではホワイトゴールドの個体はゆうに1000万円は超えてしまうような価格帯になっており、本来最も使い勝手の良い色味のはずが気軽に使うなどもってのほかと言った風潮です(そもそも滅多に出会えません)。しかしながらRef.3796であればまだまだご使用前提で手にして頂ける価格帯のため、日常的にお使頂けるホワイトゴールドのカラトラバとして非常に魅力的だと思います。

バックルはパテック純正18KWG製尾錠が付属します。

ムーブメントはパテック製手巻Cal.215を搭載。

ケースサイズは約30.5mm。Ref.96と基本的には同じサイズではありますが、

ケースの厚みがRef.96と比べると若干薄く感じます。ムーブメントが薄くなったからなのか、それとも当時のトレンド的に薄く造ろうと思ったのか、デザイナーの意図は解りませんが、結果的にはRef.96よりも更にドレスウォッチ然とした佇まいに。

ホワイトゴールドのカラトラバ、これ一つあれば向かうところ敵なし。どんなシーンでもお使い頂けることでしょう。

ギャランティと新たに取得したアーカイブが付属します。

1992年製造の個体です。
数年振りに里帰りしてくれたRef.3796。以前販売した時は近代のパテック・フィリップという認識ではありましたが、あっという間にポストヴィンテージ、ネオヴィンテージという扱いの時計になってしまいました。特にこの年代の物を生まれ年で探してる方が増えた印象で、ここ最近時の流れの早さを強く感じます。
貴重なギャランティー付きのパテック・フィリップ Ref.3796 ホワイトゴールド、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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