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2000年代のカルティエ CPCP タンク・ルイ・カルティエが入荷致しました。
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大人気のタンク ルイ・カルティエ。今回はCPCP版が入荷致しました。
基本的なデザインはお馴染みのローマンインデックスにブルースチールのバトン針の組み合わせですが、
6時下の”SWISS MADE”表記に加えてカルティエのロゴ下に”PARIS”表記が入り、文字盤の情報量が多くなる事で凝縮感が高まっている様に感じます。
文字盤自体も70年代の頃のカルティエの様なラッカー塗装では無く、前面にギョーシェ彫りが施されており、
70年代頃のヴィンテージのタンクとは異なる雰囲気、存在感を放っています。
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手巻きのCal.21を搭載。こちらも70年代以降の薄型タンクではお馴染みのムーブメント。
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文字盤のギョーシェが効いているのか、日光の下でもヴィンテージのタンクとはやはり微妙に雰囲気が異なります。
高級感がより高まっているように感じられて、個人的にはかなりアリです。
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最早試すまでもないですが一応腕乗りも。
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この小振りなんだけど貧弱ではない絶妙なバランス、カッコいいですねぇ。
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先日投稿したカルティエのデザインについてのコラムでも触れましたが、
カルティエにおいては近代のモデルも積極的に扱おうと考えたきっかけが実はこのCPCPのタンクです。
多くのメーカーが時代と共にテイストを大きく変化させながら時計を展開しているのに対して、
このCPCP版タンクの良い意味での変わらなさは特筆すべきものが有ります。
優れたデザインは時として一流の職人のモノづくりにも迫りうる、そんなことをタンクを手に取っていると思わず考えてしまいます。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野