
2000年代のパテック・フィリップ Ref.5026 カラトラバ ミレニアムが入荷致しました。

2000年代のパテック・フィリップ Ref.5026が入荷致しました。
パテック・フィリップの主に2000年代頃に展開していたモデルであるRef.5026。ダイヤルバリエーションは幾つかありますが、最も特徴的なのが6時位置から4時位置にオフセットされたスモールセコンド。この絶妙な左右非対称のデザインが、このモデルならではの存在感を生み出しています。
更に今回の個体は2000年にミレニアムモデルとして販売された限定モデル。当時Ref.5026 カラトラバ ミレニアムはYG・RG・WG・PTの4種類のケース素材で製造され、4本全てを一つのケースに纏めて130セット限定で販売されました。文字盤のペイントの飛びローマンダイヤルはこのミレニアムモデルのみのデザインです。また、写真ではブラックマットに見えるかもしれませんが、実物はブラックのサンバースト仕上げです(仕上げの雰囲気は当投稿の最後の写真が一番わかりやすいと思います)。

ムーブメントはパテック・フィリップ製マイクロローター式の自動巻Cal.240を搭載。近代のパテックのウォッチメイキングの礎となったと言っても過言ではない銘ムーブ。今年人気が爆発しているゴールデンエリプスのRef.3738もこちらのムーブメントを使用しています。

ケース径は約33mm。Ref.96を僅かにサイズアップしたようなバランス感。個人的にはかなり良いバランスだと思っています。Cal.240はまだ現役のムーブメントなので現行のパテックでもこのサイズで復刻してくれないですかねぇ。

フラットベゼルとケース一体の流麗なラグは純粋なカラトラバと言えるケースデザイン。

プラチナケースにブラックダイヤルは、ビジネスシーンではオールラウンドに活躍してくれること間違い無し。加えて、ローマンインデックスの程良い色気とオフセットしたスモセコのユニークさは日々の仕事にいろどりを加えてくれそうです。

アーカイブは取得済み。2001年製造の個体です。

更にギャランティーも付属します。

ホワイトゴールドとは異なる、プラチナ特有の白みの強い輝き。非常に特別感があります。普段我々がご案内するヴィンテージパテックと比べると比較的近代のリファレンスの為、より普段使いし易い点もお勧めです。
因みに2000年と言えば当時私は高校生だったのですが、気が付けばもう25年近く前のモデルなんですね・・・。もう何年もしない内に「生まれ年でこの時計を探してました」という若いお客様がいらっしゃるんだろうなぁと、時の流れの早さに慄いている今日この頃です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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