1950年代のロレックス スピードキングが入荷致しました。
今日のロレックス、最高です。少なくとも今年自分が撮影した中ではTOP3に入ります。一位でも良いくらいです。
非ねじ込み式リューズのスーパーオイスターケースのスピードキング。文字盤はインデックスから王冠ロゴに至るまで彫り込み。リーフ針と青焼きの秒針も良い形、良いバランス。如何にも50年代らしい、アールデコを感じられる最後の世代の時計です。
ケースコンディションも非常に良好。強いて言えば文字盤に僅かにポツポツとしたエイジングが見られますが、ここまで良いと私的には文句を言う気にもなりません。ヴィンテージらしい良い雰囲気だと思います。
ロレックス製手巻きムーブCal.710を搭載。
2トーン文字盤と言えば光の加減で中央と外周の濃淡が入れ替わる表情の豊かさも魅力の一つ。
ケースサイズは29mm。やはり良いですこのサイズ。ビシッとエッジの立ったケースが腕元での存在感を更に高めています。
ドレスウォッチが主食の私ではありますが、時計を生業とするならばいずれロレックスも通らなければならない道だなとは常々思っておりまして(実は私は一度もロレックスを買ったことが有りません)、もし買うならこういうロレックスが良いですね。
お客様にもお好きな方が多そうなテイストなので、早めにお嫁に行ってしまいそうな気がするが少し寂しい限りです(笑)
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野