1960年代のオーデマ・ピゲが入荷致しました。
今日のオーデマは超お勧めです。ホワイトゴールドの薄型ドレスウォッチ。
比較的に見かけることの多い2針のスタイルと比べ、3針のオーデマはセンターセコンド・スモールセコンド問わず出会える機会は非常に稀。その上ホワイトゴールドの手巻となると、少なくとも私が在籍している6年間では記憶に有りません。
今回の一本は細身のバーハンドとバーインデックスにスモールセコンド仕様。コンディションも非常に素晴らしく、文字盤には傷や汚れは見当たりません。ケースもエッジの立った非常に気持ちの良い状態をキープしています。
非常にシンプルなデザインですが、ディテールの造りこみは全く隙がありません。針とハカマの立体感は申し分なく、ガラスと文字盤のクリアランスは限界まで詰められています。
針の先端も相変わらずのハイクオリティ。この鋭さ惚れ惚れします。
ムーブメントはジャガールクルト製の手巻Cal.K2001を搭載。これは本当に巻き心地が良い機械でして、軽快でカチカチとした感触が堪りません。
冠婚葬祭オールマイティに使えそうな端正な顔つき。ビジネスシーンでもここぞと言う場面で頼りになることでしょう。
ケースサイズは約32.5mm。これです、このバランスなんです。私にとっては最も腕乗りの良いサイズ感。完璧です。
今回ある意味針以上に見て欲しいポイントがケースサイド。かなりの薄型にも関わらず、しっかりとエッジが立っていて、大ぶりなドレスウォッチと比較しても遜色のない存在感を放っています。
実はこのオーデマ、私が所有しているオーデマとケースデザインが全く一緒でして、色違い且つデザイン違いなので今回はかなり自分のモノにしたい欲求と戦いながらブログを作っています・・・。悩み過ぎて胃がキリキリするほどです。
半分手前味噌になりますが、このケースのオーデマは個人的には究極のドレスウォッチの一つだと思っています。派手さは全く無いんですけどね。欠点がほぼ無い、至高の領域とさえ感じます。褒め過ぎですかね?でも心底好きなんですよこれは。
自分の胃が駄目になる前に良い人のところへお嫁に行って欲しい、でもまだ行って欲しくない複雑な心境です(笑)
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野