1960年代のパテック・フィリップ Ref.3410が入荷致しました。
パテック・フィリップのRef.3410が入荷致しました。レアなホワイトゴールドモデルです。
60’sデザインの代名詞とも言えるバーハンド・バーインデックスの組み合わせ。ウォッチデザインにおいて、シンプルを突き詰めるとこういうデザインになりますよね。一見は見慣れた感がありますが、実はこの時代において手巻き且つスモセコ仕様の時計は存在自体が希少。ロングセラーのRef.96ですら60年代以降は殆ど製造されておりません。ノンデイト仕様の文字盤もピュアなドレスウォッチファン泣かせのディテールと言えるでしょう。
シンプルなデザインだけでなく、ホワイトゴールドケースなのもTPO問わず着けやすくて嬉しいですね。Ref.3410自体は極端にレアなリファレンスと言う感じはありませんが、ホワイトゴールドともなると話は別で中々出会える機会はありません。使い易いデザインと所有欲を満たしてくれる程良い希少性はヴィンテージパテック最初の一本目としても最適です。
文字盤はうっすらと焼け感はありますがアイボリーの様な色味はむしろ好み。僅かに傷やエイジングによるシミが見受けられますが、後年に手が加えられた形跡は無く、文字盤全体の艶、エナメル象嵌のブランドロゴの立体感がしっかりと残る非常に良いコンディションです。
バックルはパテック純正の18KWG製尾錠が付属します。
ムーブメントは耐磁仕様の12型手巻Cal.27AM-400を搭載。時代的にセンターセコンドや自動巻が主流だったため、パテック製の12型手巻ムーブの中でも製造個数が極めて少ないレアムーブ。コンディションも文句無しの状態を保っています。
アーカイブは取得済み。1963年製造の個体です。
ケースサイズは34.5mm。ヴィンテージの中では比較的大ぶりなので現行の時計のサイズ感に慣れている方でも違和感無く腕に乗せて頂けると思います。
ケースは若干のポリッシュは施されているものの、ラグのエッジなどは御覧の通り。程良く厚みを持ち合わせた良いバランスのボリュームです。
この時計のポイントの一つがベゼルの幅と文字盤のサイズ。一般的な時計と比べてベゼルが細身であるが故に文字盤の割合はケースの大半を占め、ケースサイズ以上のサイズ感を生み出しています。
一切の無駄を削ぎ落したかのようなシンプルイズベストと呼ぶに相応しいRef.3410 18Kホワイトゴールド、当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
※シェルマン銀座店は3月29日より下記住所へ移転しました。
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