1990年代のロレックス デイトナが入荷しました。
一期一会始まった以来初めてのご紹介となります。

個体は1999年製造の物で、Ref.16520、所謂”エルプリデイトナ”になります。この一期一会で初出しなので、Ref.16520に関して少しご説明を。1988年~2000年まで製造されたモデルでロレックス史上初の自動巻きクロノだったのです。時は1988年。他ブランドでは既に60年代後半から発表されており(ホイヤー、ブライトリング、ハミルトンやゼニス、セイコーなど)その分野を確立していたわけなんです。何が言いたいかと言う開発が難航していた為、実に20年もの間、ロレックスのクロノグラフと言えば手巻きのデイトナでありました。60年代後半こそまだ手巻きでも良かったものの、70年代には皆様ご存じの通りクォーツショックがあり、さらに80年代になりクォーツが主流な時代にクロノグラフな上に使う度に巻かなくてはならない手巻き、しかもプッシャーまでねじ込み式となると非常に使い勝手が悪く。現在では考え難いですが、当時はかなり人気が低迷していたようです。

そこでロレックスが満を持して開発したのが、このモデルだったんです。普段シェルマンではあまり取り扱いがないので説明が長くなりましたが、今回の個体はA番と呼ばれる個体で、2000年が最後の製造年なのでその一年前ということになります。夜光はルミノバで、正6、バックルはフリップロック式、SWISS MADE表記になるのでマーク7にあたります。

↑ケースコンディションはバキバキです。
ゼニスとモバードによって開発されたエルプリメロCal.400がこのCal.4030に搭載されているのですが、10振動→8振動にでチューンされた事はあまりにも有名ですが、実はパーツの50%以上がロレックスで自社パーツで構成されている事はあまり知られていません。ベースにしたことは間違いないのですが。

昨今はオフィスカジュアルが増え。以前はよく見かけて様なスーツでネクタイにデイトナを着けてる方が減ったなと個人的には思っていたので(笑)今回はあえてスーツにネクタイで。

やっぱり改めて見るとファンが多いモデルなのも納得できますね。この機会に是非ご検討ください。
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