
2000年代のパテック・フィリップ Ref.3738/100J-012 ゴールデン・エリプス 18KYGがギャランティー付きで入荷致しました。
Ref.3738/100J ~Ref.96と双璧を成す、パテック・フィリップで最も長く製造されたモデルの系譜~

昨日のRef.3848/17に続きまして今回もゴールデン・エリプスです。Ref.3738/100Jのご紹介です。
当ブログでも度々紹介させて頂いておりますRef.3738は、Cal.240を搭載したゴールデン・エリプスの自動巻モデルです。Ref.3738の系譜は約40年に渡る大ベストセラーとなり、これはカラトラバのオリジンであるRef.96に匹敵する製造年を誇ります。
今回のRef.3738/100Jはその最終期に当たるモデルです。2005年に登場し2018年頃まで製造されたと言われています。デザインはお馴染みのブルーのサンバーストダイヤル。この時代では限定品など一部のモデルを除き、ブルーダイヤルはイエローゴールドケースにのみ使用されます。
今年のパテック・フィリップの新作発表にて、ディスコンになっていたRef.3738が復刻されると言う驚きのニュースがありました。しかし復刻モデルは既存の製品にはないグリーンダイヤルでのリリースでしたので、過去に販売されたブルーダイヤルや、ブラウンダイヤルのRGモデル等は今後一層の注目が集まることでしょう。

バックルはゴールデン・エリプス専用の18KYG製尾錠が付属します。
腕乗り ~on the wrist~

ケースサイズは約35.5mm×約31mm。手巻モデルよりも一回り大ぶりなフォルムですが、細腕の私でもばっちりと腕に乗ってくれます。さすが40年に渡り造られただけのことはありますね。着ける人を選ばない懐の広さがRef.3738の魅力と言えるでしょう。

厚みも程良い感じです。これはマイクロローター式自動巻きの銘機、Cal.240のお陰と言って間違いありません。

深いブルーの美しさ。エリプス好きであればやはりブルーダイヤルは外せません。
ギャランティー(guarantee)

今回の個体には希少なギャランティーが付属します。ギャラ付きのRef.3738は当店初の入荷です。
※ちなみにRef.3738/100Jの後に続く”-012″はブルーダイヤルであることを示しています。
時を超えて評価される、黄金分割による造形美

2007年5月にジュネーブにて販売された個体です。
毎日かなり血眼になってゴールデンエリプスを探しているのですが、最もベーシックなスタイルのゴールデン・エリプスは昨日のRef.3848/17と今回のRef.3738/100Jが今年初めての入荷となりました。昨年も仕入れが難しくなっていたのは実感していましたが、今年は輪をかけて厳しいですね。値段の高さ以前に仕入れの場にモノが無いという感じです。
正直数年前までは少なくとも私の周りではゴールデン・エリプスが良いと言っている人はほぼ皆無でして、私も社内外で中々に変わり者扱いされていたのを憶えています(それ自体は快感だったので変わり者ということに間違いはないのですが)。そんな時期を振り返ると、随分と時代は変わったなぁと思います。優れたデザインというのはいつの日か必ず評価されるということなのでしょう。
散々勧めておいてモノがないのは格好がつきませんので引き続き必死に探し続けますが、ゴールデン・エリプスにご関心頂いているお客様は、一つ一つの出会いを大切にして頂ければと思っています。まずは一度当店で実物をご覧になって下さい。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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