1950’s ヴァシュロン・コンスタンタン Ref.4218 ティアドロップラグ SS Cal.P454/5B

1950年代のヴァシュロン・コンスタンタンが入荷致しました。

ヴァシュロンの新着のご紹介。

ビッグサイズのラウンドのティアドロップラグ。ステンレススチール製のケースに針・インデックス・リューズはゴールドのバイカラー。華やかでファンシーなデザインではありますが、文字盤の2トーンとクサビインデックスが相まってメリハリのついた印象を受けます。先日ご紹介したヴァシュロン同様、ヴィンテージのヴァシュロンらしさ溢れる一本と言えるでしょう。

文字盤は若干のエイジングが見受けられますが肉眼では気になるほどでは無いかと思います。エナメル象嵌のブランドロゴもしっかりと立体感があり、まずまずのコンディションと言えます。

ヴァシュロンのセンターセコンドが好きなんです。このハカマと秒針のお尻の立体感が堪りません。

針先も文句無し。細く鋭く、それでいてしっかりと厚みも感じられる、一流の職人の手作業だからこそ成しえるクォリティ。針にここまでの出来栄えを求めると、中々ヴィンテージの3大ブランド以外では替えが利きません。

ジャガールクルト製手巻ムーブメントCal.P454/5Bを搭載。私が大好きなムーブメントの一つ。巻き味、精度、仕上げの美しさ、全て文句無しです。

ケースバックには若干の打痕が見受けられますが、使用する分にはあまり気にはならないかと思います。

ケースは約36mmのビッグサイズ。基本的にはあまり腕に乗らないサイズ感ではありますが、どうでしょうか？違和感や間延び感を全く感じません。

サイドからの佇まいも完璧です。ティアドロップラグの時計って大抵は腕に乗るイメージがあるんですよね。

いやーこれめちゃくちゃ良い。思わず自分で買いそうになりました（笑）

昨年と比べると今年の前半はヴァシュロンの入荷がやや少なかった気がしますが、ここにきて良いデザインのヴァシュロンが立て続けに入荷しています。

あっという間に今年も半分以上が過ぎ去ってしまいましたが、まだまだ良い時計との出会いが期待できそうです。

当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。