
本日は青山店ブログ投稿です。美しい一体型ブレスレットの、1970年代製のパテック・フィリップ Ref.3570/1が入荷いたしました。

【青山店お勧めブレスレットモデル】の紹介もいよいよラスト。ラストは最初からこの個体だと決めておりました。ラストに相応しい、魅力的な一本です。
マット調のグレーダイヤルに、ペイントによるローマンインデックスが特徴で、グレー×ホワイトの組み合わせは洗練された上品な印象となります。カラーダイヤルだと、同リファレンスでも存在するようなサンバースト仕上げのゴールドや、人気のブルー等を想像する方も多いと思いますが、意外にもパテックではこのようなマット調のカラーダイヤルも多くあります。
華美になり過ぎず控えめで、まさに「クワイエット・ラグジュアリー(Quiet Luxury)」を体現しているようなモデルと言えるでしょう。


今回の個体はケースとブレスレットが一体のRef.3570/1。ブレスレットのデザインは複数存在し、そのデザインによってリファレンスナンバーの “/” 以下の数字が変わります。Ref.3570/1はサテン仕上げのようなブレスレットで、いかにも70年代らしいラグジュアリーな佇まいを生み出しています。

ケースサイドにはブレスレットの仕上げに合わせた刻み模様が入ります。意外にもこのディテールが肝で、ケースとブレスレットを上手く調和させてくれています。

アーカイブスは取得済みで1972年製造です。ダイヤルのスタイルもアーカイブスに記載があるのが嬉しいポイントです。


自然光下だと文字盤の質感と色味がより濃く出ますね。やや濃いグレーのように見えます。全体のコントラストがより強調されて陰影が出ることで、さながらモノトーンのような印象です。
ブレスレットもしなやかですので、腕に乗せた時の質感も極めて良好。薄型でケースサイズも約31㎜×31㎜と、程よいサイズ感です。ブレスレットの内径も16.5~17.5cmと十分なサイズが残っています。(クラスプ(留具)の内側で1㎝程度の微調整は可能。ブレスレットカットは要相談)

このようなモデルだと「ジャケットスタイルでなければ……」と思われる方も多いかもしれません。個人的にはカジュアルなスタイルにこそ相性が良く、デニムスタイルでサラッと着用していただくのをお勧めしたいですね。時計の雰囲気に合わせて、やや色褪せたブラックデニムとコーディネートしてみました。
パテックならではの重厚感あるラグジュアリーな雰囲気とはひと味違う、都会的なスタイルにもマッチしますので、程よく肩の力が抜けたシンプルなデニムスタイルも一気に印象を格上げしてくれるでしょう。

勿論、ジュエリーとのコーディネートも素敵です。時計と色味を合わせてインタリオリングをチョイス。19世紀中期頃に作られた、ブラックカルセドニーのリングなんです。男性の方にもお勧めしたい一点です。
青山店ブログでは、約一ヶ月にわたってブレスレットモデルを紹介させていただきました。同じブレスレットでもデザインや仕上げで大きく印象は変わり、例えば、サテン仕上げ(艶消し)はスポーティで爽やかに、ポリッシュ仕上げ(艶出し)はラグジュアリーな気品を放ちます。服装を選ばない万能さがありながら、手元で静かに個性を主張してくれます。
今回のRef.3570/1は控えめながらも華のあるデザインですので、時計としての美しさは勿論ですが、ブレスレット感覚で直感的にお使い頂いても非常に勝手の良い一本です。青山店にお越しの際は是非ともお手に取ってご覧ください。
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青山店 佐々木
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