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1970年代のイヴサンローランが入荷致しました。
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今回の投稿、本当は佐々木のスタイルコラムと同時にご紹介する予定だったのですが、準備中に肝心のこの時計が売れてしまいまして、でもお蔵入りにするにはあまりに惜しいため簡単にご紹介させて下さい(佐々木のコラムも追って投稿します)。
とてもレアな、イヴサンローランのレベルソです。イヴサンローランと言えばカルティエのタンクを愛用していたことで非常に有名ですが、このレベルソはそんな彼の遊び心を感じさせるユニークな一本。
文字盤中心のレイルウェイトラックは彼が愛したカルティエのリストウォッチに通ずるところが有りますが、自身のブランドのロゴすら配したあまりにシンプルなデザインが強く目を引きます。12・3・6・9のみ配したアラビアインデックスの書体もまた非常にユニークです。
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6時下にはparis表記。
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ロゴはまさかのケースの内側にYSLの刻印が。この江戸っ子的な気質に痺れます。
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裏返すとこんな感じです。
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特徴的な形状の尾錠。こちらもイヴサンローラン純正の18Kイエローゴールド製。
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なんとベルトも当時物。
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さて腕乗りですが、この時計はシンプルさ故にダイヤルだけ見ると間延びして見えることがありますが、腕に乗せるとフードデッドラグが絶妙なバランスを生み出していて、時計単体で見た時と腕に乗せた時とで大分印象が変わります。
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厚みも程良い感じです。
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正面から見るとかなり端正に見えます。丸みを帯びたリブの様な造形はルクルトのレベルソのゴドロン装飾にも通ずる意匠。反転機構を持つレベルソの構造上生じるケースの分割線が目立たなくなるわけです。
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以上、イブサンローランのレベルソでした。
仕入れの時に私と佐々木はかなりテンションが上がった一本だったのですが、如何でしたでしょうか?ご要望が多ければまた頑張って探してみます。
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ちなみに、レディースのレベルソも同時入荷しておりましてこちらはまだ在庫が御座います。
もしご関心御座いましたらお問合せ下さい。
銀座店 中野