
1940年代のパテック・フィリップ Ref.130が入荷致しました。

数年ぶりのRef.130のブレゲ数字のご紹介。
ヴィンテージパテックのクロノグラフの代表作であるRef.130。33mmの小振りなケース径や角型のプッシャーなど、ドレッシーでクラシカルな佇まいが魅力のモデル。クロノグラフでありながらも単なる計器としてではなく、ドレスウォッチとしても十分に通用する、むしろ並みのドレスウォッチでは太刀打ちできない程の美しさを誇ります。
コンディションにつきましてはダイヤルには年代相応の焼け感がありますが、強い焼けは外周に集中しており、雰囲気の良いグラデーションのようなエイジングと言えます。ブレゲ数字は”5″の先端が欠けているのが実に惜しい点ではありますが、全体的な雰囲気は悪くありません。
ブレゲ数字のRef.130において、スペードハンドはリーフハンド以上に生産数の少ない、極めて希少な個体です。おおよそ現在の相場観であれば2000万円台後半から3000万円に届く辺りだと思いますが、今回の個体については上記の状態を加味しておりますので、価格面でもご納得頂けるかと思います。

先月Youtubeにて私のコレクション5本を紹介させて頂いた”時計沼”動画でもお話させて頂きましたが、私がアンティークウォッチにハマったきっかけがこのヴィンテージパテックのブレゲ数字です。現代のパテックのブレゲ数字とは異なる、職人が手作業で作り上げるシャープでエッジの立ったインデックスに私は一目で心を奪われてしまったわけです。
特に”2″の部分は曲線や細い箇所が多く、非常に繊細で難易度の高い作業が要求されるのだと思われますが、その美しさは御覧の通りです。

“7”も良いですね。パキッと鋭い先端には見惚れてしまいます。

極めて希少なスペードハンド。これも現代の時計では中々見ることの出来ない立体的な造形が際立っています。

バックルは後年のパテック製純正18KYG尾錠が付属します。

ムーブメントはヴァルジュー製のCal.23にパテック独自の改良を施されたCal.13を搭載。極めて美しい状態を保っています。

アーカイブは取得済み1942年製造の個体です。

腕乗りです。Ref.130自体は何度となく腕には乗せておりますが、ブレゲ数字は本当に久しぶり。アラビアインデックスのダイヤルも良いのですが、このブレゲ数字ならではの艶気がたまりません。

ラグ幅は33mmのケースに対してはかなり幅広の20mm。

ともすればアンバランスにも感じるラグ幅ですが、均整とボリューム感を両立した絶妙なケースデザインと言えます。
ブレゲ数字のRef.130は当ブログでは7年以上振り、2回目のご紹介。しかもブレゲ数字だけでも希少ですが、今回の個体は輪をかけて希少なスペード針。そう何本も目にできるものではありませんので、お探しだった方、ブログを見て気になってしまった!という方は是非この機会にご検討ください。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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