
本日は青山店ブログの投稿です。1960年代製のヴァシュロン・コンスタンタン、Ref.6006をご紹介します。既にブログでは投稿している時計ですが、私も好みな一本ですので書かせていただきます。

私が注目するポイントはこのケースデザイン。正面から見るとボリュームを感じさせるデザインですが、見た目に反して厚みは非常に薄く、60年代から徐々にトレンドとなる薄型ドレスウォッチの源流のようなフォルムと言えるでしょう。
もう少しディテールを深ぼると、、、

ステップドデザインのベゼル。ディスコボランテを彷彿とさせる幅広のベゼルと円盤状のフォルムは、一見すると強烈な存在感を放ちます。
「個性が強すぎるかな?」と思いきや、このレトロフューチャーな空気感がピタリとハマり、ステップ状のベゼルが光をきれいに拾うので、角度を変えるたびに違った表情が楽しめます。モダンながらも遊び心のあるデザインです。

ラグがケース対して側面からではなく、ケース裏から若干下斜めに伸びており、そのおかげでラグにも角度がついて腕もとに無理なく収まってくれています。恐らく、このような幅広のベゼルに対してラグ部分も大きくマッシブにしてしまうと、お互いの個性が出過ぎてドレスウォッチとしては印象が強くなる為かなと思っています。(そのようなディテールも雰囲気があって良いのですが。)
時計としての見え方意外にも、「その時計の着用した時の見え方」や「着用されるシーン」等の細かい点も意識した造り込みの良さこそ、三大ブランドと呼ばれる由縁だなぁと常々思います。


印象的なケースでありながら存在感も両立しているのはヴァシュロンならではの感性とルクルト製ムーブCal.1001を用いたからこそ。後年ですが、純正の18KYG尾錠も着用の際は良いアクセントとなってくれます。

何度かブログでは提案しておりますが、ドレスさも残るカジュアルスタイルにこそ、このスタイルの時計を合わせたいですね。カーキのミリタリージャケットでは野暮ったいので、シルク素材のドットスカーフで上品さをプラス。
更に、腕元から覗くのは18KYGの薄型ケースのヴィンテージヴァシュロン。極薄ケースゆえにゴールドの主張が強すぎず、知的な色気として腕元に収まります。
袖は少しラフにロールアップして、動きの中でスカーフと18KYGのケースが同時にチラリと見える。それだけで普段装いも、一層引き立ててくれるでしょう。
こちらも私がチョイスした推しな一本です。
是非青山店にお越しの際は、お手に取ってご覧ください。
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青山店 佐々木











