1970年代のオーデマ・ピゲが入荷致しました。
オーデマの代名詞と言っても過言ではない薄型2針のドレスウォッチが入荷致しました。
今回の個体はホワイトラッカーの文字盤に、インデックスはペイントのバーインデックス。針は細身ながらも十分な立体感を感じさせる鋭いバーハンド。定番を超えた王道ともいえるオーデマの十八番とも言えるデザイン。
18Kホワイトゴールドのケースの色味も相まって、ビジネスで使えないシーンはほぼ皆無でしょう。私としてはここぞという勝負時には腕元にいて欲しいと思う一本です。
何と言ってもこの時計は針のハカマが素晴らしい。立体的な造形とクリアランスを詰めた立て付けが生み出す綺麗な山型に見えるハカマはどの角度から見ても惚れ惚れするほど美しいのです。その上ガラスと文字盤とのクリアランスもギリギリまで詰めていてドレスウォッチとして微塵の隙も感じません。こういう所が薄型時計はオーデマを推す理由です。
機械はジャガールクルト製の高級薄型手巻ムーブCal.2003を搭載。
ケースサイズは約31.5mm。同系統の薄型2針のオーデマと比べてもやや小ぶりなサイズ感ですが、
ケースに対してラグは中々に太目で、腕に乗せた時の存在感は一回り大きいサイズのモデルと比べても遜色ありません。
文字盤の外周には僅かに経年による焼け感がありますが、それすらも風格を感じさせてくれるのもオーデマだからこそでしょうか。ホワイトゴールド素材ならではの僅かに温かみを感じさせる色味も、ステンレスやプラチナとは異なる味わい深さが有り、シンプルで端正なデザインのドレスウォッチでありながらも嫌な堅苦しさを感じさせない優し気な雰囲気が魅力的です。
当店にお越しの際は是非お手に取ってお楽しみください。
銀座店 中野
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